心臓手術後の外来加療
狭心症、心臓弁膜症、大動脈瘤や先天性心疾患に対する治療を受けた人たちは、手術を受けることで治療は終わったわけではありません。手術後、慢性期管理の優劣により、経過が変わる可能性があります。加齢とともに動脈硬化は進行します。動脈硬化により引き起こされる狭心症は、手術後時間が経った後に治療部の閉塞あるいは新規の病変が出現し、再手術が必要となることがあります。動脈硬化を止めることは、困難ですが、そのスピードを遅くすることはできます。そのためには内服薬の調整、食事の内容、生活環境を整えることが、肝要です。基幹病院で長時間の待ち時間を経験し不便を感じている方は、当院受診で多くのことが改善できる可能性があります。